「ねえ、何を捧げれば時は戻るの?」
この歌は離れてしまった大切な人を想う歌だけど、明智くんの涙を見ていると思い出してしまう😢
過去に何があったのかは、まだ明らかにされていない。私立の高校だし、中学の頃の話なら、成績優秀の明智くんなら他の高校に行けただろうし、東条くんも事情を知ってるはず。だったら、やっぱり高校に入ってからの話なんだろう。
バイトも禁止の学校で、友達にも誰にも相談もできない。一番仲の良い東条くんともギクシャクしてる。(東条くんがハブられてるのは明智くんが裏で手を回したんじゃなくて、勝手に駒井くんたちが気を回しているんだろうとは思う)
きちんとアイロンのかかったシャツも、清潔感のある髪も、手首で光るブレスレット(廉くん私物ではありません)も、毎日バイトしてるようには全然見えない。仲間と楽しそうに談笑する姿も。学生服にそぐわないブレスレットは裕福だった頃の家庭の象徴なんだろうなあ。
高校生くらいの男の子だから、学校帰りにラーメンを食べても、家に帰ってお母さんの作った晩御飯を食べたりするよね。もしかしたら、ラーメン屋さんで、そんな話題も出たかもしれない。
いじめられていても毎日手作りのお弁当を食べている若林くん、生活が大変でも明るく仲の良い光岡くんの家庭、手作りおいなりさんを持ち歩き、娘と娘の元彼とビール飲んでる原田先生。ひとりきりで無機質な安アパートで膝を抱えて涙する明智くんとの対比の演出には震えた。
カンニングしてでもゲームに勝とうとする明智くんが先生の「カンニングしろ」に歯向かって机を後ろ向きにしたシーンも凄かった。続いたのが原田先生と一番仲の良い若林くんってところも。次に光岡くん、大久保くん………東条くんも。あれは光岡くんだけじゃなくて、明智くん自身も結果的に助けてくれたんだなあ。不正することなしに、自分たちの意思で再テスト受けたってことだよね。今回のテーマの「許し」の表現だよね。ここの原田先生の嬉しそうな顔がさすが古田さん。
廉くんは、本当にびっくりするくらい演技が上手くなったね。表情、仕草、声の出し方、抑揚、全部考えこまれているんだろうなあって思う。「うちの執事が言うことには」の初号試写の感想が「恥ずかしー」だけじゃなくて、「ここの言い方を優しくしたら良かった」「ここはもっと強く言っても良かった」って、すごく細かいのにもびっくりしたんだけど、きっと、永瀬廉って人はこうしてダンスもMCも、演技もひとつひとつ自分のものにしてきたんだろうなあ。
いつかきっと後輩に憧れられる俳優さんになれるよ。廉くん。
「言葉が宙に舞って壊れたとしても
この想いは弧を描いて
キミに届くはず キミに届いて
今度はその手を離さないよ」
『宙(SORA)』の歌詞はこう続く。
明智くんの寂しそうな姿を抱き締めてあげたいと思う。凍ったような心も溶かしてあげたい。
きっとそれができるのは、東条くんだけなんだろうね。
「雨が上がってそっと光が差したら
この想いは虹に変わり
キミに届くはず キミに届いて
探してた答えを見つけたよ
すぐに手を握って伝えたいけど
今の僕にできることは
ひとつひとつ言葉にして
このソラの向こうの
キミが笑う場所へ 声に変えて」
明智くんが笑う場所へも届くと良いな。
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