…………なんだか夢小説みたいなタイトルになっちゃった………
朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』。
主人公モネの同級生役「及川亮」。
廉くんが初のオーディションで自ら掴み取った役。
「とにかくモテる」けど、それは整った外見の話ではなく、人に歩調を合わせたりするような「内面から出る優しさ」があるから。一方では父親との関係に悩んだりしていても、誰にも悩みを打ち明けたりせずに、逆に友達が悩んでいたら、悩みを喋りやすい雰囲気を作ってあげたりする。
父親のことを尊敬していていて、自らも父親と同じ職業を高校卒業と共に選ぶ。
一方、映画『真夜中乙女戦争』の"私"。
こちらは関西出身を理由としてのオファー。
やりたいこともなく、友達も恋人もいない大学生の"私"。悩んで眠れない日々を過ごしたり、教室でひとり教授に食って掛かったり。やりたかったことを何でも叶えてくれる"黒服"に傾倒していく。
サラリーマンの父親は「なりたくない、だけどやるしかないだろう未来の自分」。
ちょっと並べてみただけでも、亮と"私"は正反対のようなキャラクター。同じ時期に、これほど違う人物を演じることになった廉くん、役者冥利に尽きるんじゃないかな。複雑な感情と気遣いを見せるりょーちんも、自分の内面の奥深くに入っていくような"私"も難役だと思う。
でも、本当に真逆な人なのかな。
弱さを見せない明るいりょーちんにもクーラーボックスを抱える日も、眠れない夜もあるだろう。廃墟で映画館を作る"私"はイキイキとして楽しそうだったりする。
案外、ひとりの人の表と裏なのかもしれないね。学校や会社にいる昼の顔と家で過ごす夜の顔が違うように。きっとそれは誰にでも備わっている要素で、"亮"と"私"の間に"永瀬廉"がいる。
そんな廉くんが精魂傾けた"亮"も"私"にも、会えるのが楽しみだよ。
#おかえりモネ
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