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ぼくはまた君に恋するんだろう

映画

映画「法廷遊戯」感想、考察〜罪と罰と赦し 

「法廷遊戯」は2020年現役弁護士である五十嵐律人先生の同名小説を映画化したもの。 キャッチコピーは「誰も暴いてはいけない死の秘密」。 ※原作読了していますが、ずいぶん前のことなので細かいところはあやふやです。間違えていたら申し訳ありません。 1.…

『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』考察感想〜君だけの色も形も優しさも強さも〜

『Paradise』 昔々きいた話 ふたつの虹を超えたその向こう 光り輝く泉がある その水面映るのはほんとの自分 しあわせは今 しあわせは空 Let's fly, fly & fly We fly & fly目と目を合わせ 信じあえるよ 感じあえるさ Let's fly, fly & fly We fly & fly いつ…

映画と原作の違いから観る「真夜中乙女戦争」〜降りれなくなった猫〜

注意:すべて私の個人的な見解です。原作者とも映画公式とも出版社とも何の関係もありません。 「先輩」 不眠症(映画「ファイトクラブ」のオマージュ?) 原作の" 私"が"先輩"に会うのは黒服よりずっと前。 面接(集団)で聞かれる内容が少し違う。 美人なのは一…

「真夜中乙女戦争」永瀬廉インタビュー抜粋

「結局、"私"は自分が分からない人で、"先輩"と"黒服"は自分のことを分かっている人。その違いだと思いますが、自分で自分のことを分かっている人と出会うって人間が成長する瞬間。自分のことを分かる人と出会うと、その人も自分のことを分かるようになって…

「真夜中乙女戦争」感想〜私たちはすれ違ってさえいなかった〜

もしも誰もが目を引くような美人だったら、もしもありあまるほどのお金があったら、幸せになれるんだろうか。ただ幸せになりたい、大切な人を幸せにしてあげたい。それだけなのに。 そんないくつかのifと、それに伴う無数の選択肢のなかで迎えた「最悪のハッ…

「真夜中乙女戦争」初見感想メモ書き

教授もおかしな新入生相手にするの大変だよね… やっぱり永瀬廉の顔面で家庭教師をクビにする会社おかしい。 こじけん、あれだけ? 佐野くんもあれだけ? 佐野くんのファンは原作読まないほうが良いかも。心配していたから。 関西弁の扱い、なるほど。上手い…

朝と夜の亮と私。

…………なんだか夢小説みたいなタイトルになっちゃった……… 朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』。 主人公モネの同級生役「及川亮」。 廉くんが初のオーディションで自ら掴み取った役。 「とにかくモテる」けど、それは整った外見の話ではなく、人に歩調を合わせ…

小説『真夜中乙女戦争』感想~真っ白な"僕"~

"乙女"って、どういう意味なんだろう。 純粋で、穢れの無い存在?素直で、人を信じやすくて、だからこそ残酷な一面もあって。この小説に出てくる人は全員、それぞれ少しずつ"乙女"だ。 真夜中乙女戦争 作者:F 発売日: 2018/04/28 メディア: Kindle版 最初は"…

神様がくれた時間~永瀬廉くん、アカデミー新人俳優賞おめでとう

「ぶれいもの!」の拙いセリフ回しが可愛かった『信長のシェフ』から8年、ジュニア時代はジャニーズ舞台には出ていたものの、映像での演技はほとんど無かった廉くん。 初主演映画『うちの執事が言うことには』の舞台挨拶で久万監督に言われた言葉。 「演技経…

「弱虫ペダル」BD/DVD雑感~魔法が解けても~

弱虫ペダル 発売日: 2021/03/10 メディア: Prime Video スクリーンで観る二時間の魔法。その一瞬一瞬に、どれだけの努力と熱意と時間と予算がかけられているのか。魔法の裏側を、ほんの少しだけ見せてもらえた円盤だった。 《コメンタリー》 ・坂道くん、マ…

『弱虫ペダル』感想〈キャラクター編①〉~坂道の先をめざす僕ら~

[小野田坂道]〈永瀬廉〉 ・ピュアすぎるほどピュアで真っ直ぐなところ、廉くんに似てる。 ・ヒメヒメソングを歌う坂道くん、女性キーでそのまま歌えるのねさすがキンプリの高音担当。 ・ヒメヒメソング映画版歌詞「私の素敵な王子様♪」はKing & Prince仕様で…

映画『弱虫ペダル』感想〈後編〉~もう一人で悩まないで~

「前に進めば景色が変わる」 「初めて"は常に緊張する。でも、怖いのは最初の一歩だけ。仕事も人間関係も大事なのは飛び込むこと。できなくても、やるしかない。グズグズ足踏みしていても進まない。前に進めば景色は変わる。失敗したら「すみません!」、叱…

映画『弱虫ペダル』感想〈前編〉~誰にだって輝ける場所がある~

配信でもテレビでも見ることができる時代だからこそ、劇場で見たい映画がある。 映画『弱虫ペダル』は、そんな作品のひとつだ。 CGを使わずに俳優たちが実際に自転車を漕いでいるからこその説得力。迫力。 自転車の速度に合わせて流れる景色。 軋むタイヤの…

「ブラック校則」感想~みんなに見えてることだけが真実じゃない

「楽しみを創ると書いて創楽」という名前なのに、楽しいことなんて何も創ってこなかった、目立たないように生きてきたという創楽くん。友達の中弥にもどこかコンプレックスを持っていて。クラス1の美少女に好感持たれていることにも気がつかない。そんな創…

「うちの執事が言うことには」Blu-ray/DVD雑感

うちの執事が言うことには 豪華版 [Blu-ray] 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D) 発売日: 2019/11/13 メディア: Blu-ray この商品を含むブログを見る 〈本編・コメンタリー編〉 当主が喋っているのにガン無視なのねと思ってたけど、執事はサーブし…

Show must go on

2019年7月9日、ジャニー喜多川さんが享年87才で13月を探しに旅立たれていきました。 うち執を見るたびに、花穎と鳳さんはタレントとジャニーさんみたいだなあと思っていました。お話とは関係ないので言わなかったですが。 時には実の親以上に心の支えになっ…

映画『うちの執事が言うことには』感想~君にありがとう~

発表が2018年の5月17日、クランクインが翌5月18日。そこからデビューを挟んで1ヶ月の撮影。そして一年経って、いよいよ公開。 映画「うち執」、脚本がすごく良いよ! 青島武さん、さすが「あなたへ」で日本アカデミー脚本賞を取られただけのことはある。 原…