「前に進めば景色が変わる」
「初めて"は常に緊張する。でも、怖いのは最初の一歩だけ。仕事も人間関係も大事なのは飛び込むこと。できなくても、やるしかない。グズグズ足踏みしていても進まない。前に進めば景色は変わる。失敗したら「すみません！」、叱られたら「鍛えてください！」。ネガティブは引きずらない。今はダメな自分も3年後にはきっと成長している。」『MORE 2019.6月号』
昨年の初主演映画「うちの執事が言うことには」での雑誌インタビュー。弱虫ペダルの撮影よりずっと前のコメントだけど、廉くんの行動原理がよく現れてる言葉。
行動しないと何も始まらない。自転車が自分の脚でペダルを漕がないと進まないように。
「可能性があるなら試したいと思ったんだ」
坂道くんも中学生の頃は「趣味が合わないから友達がいない」と自分で思い込んでたんだろう。でも、アニ研休部でも、友達いなくても諦めずに、先生に交渉して、チラシを作って。そのチラシがあったから今泉くんとの勝負のきっかけになったし、自転車の楽しさを知ることにもなった。幹ちゃんにフロントディレーザーをつけてもらったことで鳴子くんとも出会えて。
「もちろん誰もが知ってる人気マンガが原作っていうことへのプレッシャーはあるよ。でも、いろんな意見は鈍感力を発揮して考えへんようにしてる」
「今の俺に大事なのは根性！」
「すべてにおいて素人の俺が小野田坂道くんになるにはもう根性で補うしかないやん。ダンスも歌も今までずっと根性でやってきた俺やから、きっと大丈夫。自分を信じて、役１ヶ月の撮影を駆け抜けていくで」
『Myojo連載「日日恋廉」 2020.4月号』
実際のロードレーサーが「ペダリングがキレイ」と評価してくれる廉くんの走り。上り坂でケイデンス(ペダル回転数)を30上げる描写。マンガでは簡単だろうけど、実際にやるとなると想像を絶する。10でOKという案もあったようなのに原作通りに30上げた廉くん。坂道くんの得意なハイケイデンスはペダルを回すというシンプルなものなので、それだけにごまかしが効かない。それを素人でも見える形にやり遂げた廉くんの根性が凄いよ。
https://twitter.com/Movie__Walker/status/1297473684605526016?s=19
「…乗れよ。今は」「今のお前には、練習量も経験値も圧倒的に足りねえ。だから、とにかく回すしかないっショ」
巻島先輩のこのセリフ。うち執のインタビュー時に「他のメンバーと比べて演技の経験が少ないのに焦っている」「周りの人に聞いたら経験を積むしかない」と言っていた廉くんに重ねてしまう。ありがたいことに映画も二作目だけど、まだまだ足りない、こんなのじゃとてもって思ってそうだよね、廉くんは。
「自分が今までしてきたことが思いがけず強みになったりする」
「新しい１歩を踏み出せない読者へYell」
「あるとき、自分が今までしてきたことが思いがけず強みになったりするから、そして勇気を出して物事に挑んでほしいな」
『ポポロ 2020.10月号』
《寺西史プロデューサーコメント》
小野田坂道
映画の主人公の小野田坂道役を「誰が演じるといいのだろう」とずっと悩んでいた時に、永瀬廉さんをテレビで拝見して、「この人しかいない！」と強く思いました。「坂道」の持っている一生懸命さ、明るさ、そして芯の強さ。 映画の中で描きたいと思っていた主人公が、永瀬さんの中にありました。
永瀬さんの作り上げる小野田坂道が楽しみでなりません。
ティーチングイベントによれば、永瀬廉くんを起用したのは歌番組がきっかけだったらしいね。ZIPのたった二分のコーナーでも見受けられるけど、目の前の仕事にひとつひとつ丁寧に確実に向き合っていったからこそのオファーだったんだね。
「役作りは努力のうちに入らない」
「役作りは努力のうちに入らないって思っているから、どんなキャラクターにも全身全霊で取り組む覚悟だよ」
『Myojo 2020.7月号』
潔癖症で敷物を引いて芝生の上で寝転ぶ写真を撮るくらいなのに構わず地面に倒れこむ姿も、酸素ボンベを吸入して撮影にのぞむ姿も、痛々しいくらいなのに、共演者からも「弱音を聞いたことがない」という廉くん。それでいて、そんなことを言うんだから沼だわ。
ただ、厳しいことを言えば、俳優さんとしては当たり前のことなんだよね。アイドルだから過程も知りやすいし、そこに感動もするわけだけど。
逆に言えば、「頑張ってるオレ、すごい」じゃない感覚を持っている永瀬廉くん、俳優として信頼できるよ。
廉くんの頑張りが、少しでも多くの人に届きますように🙏
