beautiful world

ぼくはまた君に恋するんだろう

King & Prince

映画「法廷遊戯」感想、考察〜罪と罰と赦し 

「法廷遊戯」は2020年現役弁護士である五十嵐律人先生の同名小説を映画化したもの。 キャッチコピーは「誰も暴いてはいけない死の秘密」。 ※原作読了していますが、ずいぶん前のことなので細かいところはあやふやです。間違えていたら申し訳ありません。 1.…

King & Prince「愛し生きること」MV考察メモ

「愛し生きること」はKing & Princeの14枚目のシングル。2023.11.8発売。 https://youtu.be/74tJ05V8vb0?si=a9n4SSGjPx_qcJ6E 少女は誰なのか?なぜ消えた? そもそもここはどこなのか? 花の意味は? いくつもの疑問が湧いてくるMV。 ① 少女は誰なのか。な…

『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』考察感想〜君だけの色も形も優しさも強さも〜

『Paradise』 昔々きいた話 ふたつの虹を超えたその向こう 光り輝く泉がある その水面映るのはほんとの自分 しあわせは今 しあわせは空 Let's fly, fly & fly We fly & fly目と目を合わせ 信じあえるよ 感じあえるさ Let's fly, fly & fly We fly & fly いつ…

「夕暮れに、手をつなぐ」第9、10話考察感想〜誰もがきっと心痛み隠して〜

Keep it up, keep it up yup ぼんやり目擦りながらback home I'm burnt out, I'm going to bed 即寝落ちで 週末予定立たない 募る小さな後悔 down 会いたいも叶わないdays 一体何が正解だなんて誰もわからない でも俯いてちゃ気付けないね 煌めくblue sky Ev…

「夕暮れに、手をつなぐ」第7、8話感想〜確かに迷いながら〜

貴方はどうして僕に心をくれたんでしょう 貴方はどうして僕に目を描いたんだ 空より大きく 雲を流す風を呑み込んで 僕のまなこはまた夢を見ていた 裸足のままで 貴方はゆっくりと変わっていく とても小さく 少しずつ膨らむパンを眺めるように 貴方はゆっくり…

「夕暮れに、手をつなぐ」第5話、第6話感想〜空の青さを知る

呼んでいる 胸のどこか奥で いつも心躍る 夢を見たい かなしみは数えきれないけれど その向こうできっと あなたに会える 繰り返すあやまちの そのたび ひとは ただ青い空の青さを知る 果てしなく 道は続いて見えるけれど この両手は光を抱ける さよならのと…

「夕暮れに、手をつなぐ」第4話感想〜愛を歌えば言葉足らず〜

高架橋を抜けたら雲の隙間に青が覗いた 最近どうも暑いからただ風が吹くのを待ってた 木陰に座る 何か頬に付く 見上げれば頭上に咲いて散る はらり、 僕らもう息も忘れて 瞬きさえ億劫 さぁ、今日さえ明日過去に変わる ただ風を待つ だから僕らもう声も忘れ…

「夕暮れに、手をつなぐ」第2話第3話感想〜ふざけすぎた季節のあとで

汽車を待つ君の横で ぼくは時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」 と さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て 君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 動き始…

「夕暮れに、手をつなぐ」第1話感想〜シンデレラガール〜

誰もがみんな嘆いてる 恋の魔法には期限がある 時が経てば宝石もガラス玉さ もしもそんな日が来たって キミは朝の光にかざして それを耳元に飾るんだろう ボクはまたキミに恋するんだろう 『シンデレラガール』 作詞作曲:河田総一郎 King & Princeの2018年発…

「新・信長公記」第十話感想考察〜君の絵に愛を〜

「正義は剣じゃありません。盾です」 「正義というものは振りかざして相手を傷つけるためにあるのではないと思います」 『俺のスカート、どこ行った?』より 『俺のスカート、どこ行った?』は2019年の古田新太さん主演ドラマ。廉くんの初の学園ドラマでもあ…

「新・信長公記」第九話感想〜いつか忘れてもいい ここにいないこと〜

「人は必要な時に必要な人と出会う」 『真夜中乙女戦争』より 「真夜中乙女戦争」は2022年1月公開の映画。上記は柄本佑さん演じる謎の男、黒服の言葉。やっぱり廉くんのこれまでの作品もトレースしてる? 柄本親子に振り回された永瀬廉くんの2022年の軌跡(…

「新・信長公記」第八話感想考察〜残らない軌跡の果てで

金城「ロードレースはチームスポーツだ。個々の力がどれだけ優れていても、絶対に勝てない。チーム全員が支えあわなければ、頂きに登ることはできない」「お前がつらくなったら、オレたちがいる。オレたちがつらそうになったら、お前が全力で助けろ」 映画「…

King & Prince「TraceTrace」考察

話したいことがあったんだった 僕らがいるこの今日に 何を思っていただろう ただ描きたい絵があったんだった 誰かをなぞる筆で何を描けただろうか 覚める いつか Cannot be somebody So I just undertake 言える想いの全てが嘘だって言うならさ ただぶつかっ…

「新・信長公記」第六話考察〜はみだして 交わって 重なって〜

人は城、人は石垣、人は堀、 情けは味方、仇は敵なり。 『甲陽軍艦』より 自国には堅固な城を築かず、領民を守るために領地外での戦が主だった武田信玄。戦国時代、最強とも言われた武田家臣団。信玄の死後、息子勝頼の代に織田信長との長篠の合戦で多くの家…

「新・信長公記」第四話考察〜愛を持って伝えようぜ〜

以和爲貴、無忤爲宗。人皆有黨亦少達者、是以、或不順君父乍違于隣里。然、上和下睦諧於論事則事理自通、何事不成。『日本書紀』 (おたがいの心が和らいで協力することが貴いのであって、むやみに反抗することのないようにせよ。それが根本的態度でなければ…

「新・信長公記」第三話考察〜想いの全てが嘘だって言うなら〜

鳴かぬなら殺してしまえホトトギス(織田信長) 鳴かぬなら鳴かしてみせようホトトギス(豊臣秀吉) 鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス(徳川家康) 有名なホトトギスの狂歌。江戸時代後期、松浦静山の随筆『甲子夜話』に書かれたもの。江戸時代なので、時…

「新・信長公記」第二話感想〜誰かをなぞる筆〜

負けると思えば負ける 勝つと思えば勝つ 豊臣秀吉の言葉とされる。 「新・信長公記〜クラスメートは戦国武将」 Episode.2 天下統一へ秀吉が出陣! 脚本:金沢知樹、萩森淳 演出:中嶋悟 「ゴミが」 家康の口癖。 人を人とも思わない性格が現れている。 転校初…

「新・信長公記」第一話感想〜話したいことがあったんだった〜

草葉におく白露、 水に宿る月よりなおあやし。 金谷に花を詠じ、 榮花は先立って、 無常の風に誘わるる。 南楼の花をもてあそぶ輩も 月に先立って 有為の雲にかくれり。 人間五十年、 下天のうちをくらぶれば 夢幻の如くなり。 ひとたび生を享け、 滅せぬも…

映画と原作の違いから観る「真夜中乙女戦争」〜降りれなくなった猫〜

注意:すべて私の個人的な見解です。原作者とも映画公式とも出版社とも何の関係もありません。 「先輩」 不眠症(映画「ファイトクラブ」のオマージュ?) 原作の" 私"が"先輩"に会うのは黒服よりずっと前。 面接(集団)で聞かれる内容が少し違う。 美人なのは一…

「わげもん〜長崎通訳異聞」第四回感想〜ありのまま伝えたい

君に贈るよ 僕からの このキモチ ありのまま 伝えたい 白く光る季節を添えて 移り変わる季節は 北寄りの風に流されて 気が付けば今年の終わりに 残されたイベントが一つ いつもより少しだけ はしゃいでいる君を横目で 気後れ気味の僕はなんとなく 一歩引いて…

「真夜中乙女戦争」永瀬廉インタビュー抜粋

「結局、"私"は自分が分からない人で、"先輩"と"黒服"は自分のことを分かっている人。その違いだと思いますが、自分で自分のことを分かっている人と出会うって人間が成長する瞬間。自分のことを分かる人と出会うと、その人も自分のことを分かるようになって…

「真夜中乙女戦争」感想〜私たちはすれ違ってさえいなかった〜

もしも誰もが目を引くような美人だったら、もしもありあまるほどのお金があったら、幸せになれるんだろうか。ただ幸せになりたい、大切な人を幸せにしてあげたい。それだけなのに。 そんないくつかのifと、それに伴う無数の選択肢のなかで迎えた「最悪のハッ…

「わげもん〜長崎通訳異聞」第三話「君を守るよ」

夢から押し戻されて 開いたドアからのぞく 曖昧な 景色 朝が来た 焦るキモチとウラハラ 考える時間はない 行こうか 小さな勇気が 大きなパワー 君が今かかえる キズや痛みを 忘れるほどの旅にしよう さぁ! ぎゅっと 手を握った 見つけたんだ 小さな光 未来へ…

「真夜中乙女戦争」初見感想メモ書き

教授もおかしな新入生相手にするの大変だよね… やっぱり永瀬廉の顔面で家庭教師をクビにする会社おかしい。 こじけん、あれだけ? 佐野くんもあれだけ? 佐野くんのファンは原作読まないほうが良いかも。心配していたから。 関西弁の扱い、なるほど。上手い…

「おかえりモネ」勝手にコンビ大賞発表

忘れておられる方が大半だと思いますが、お盆の頃、15週が始まる直前に、ここで取ったアンケートの結果発表です。 204件ものご回答ありがとうございました。 なお、公式とは一切関係ありません。 1.あなたの好きなコンビは誰と誰ですか? 私がりょーちんの中…

「おかえりモネ」第24週感想〜水たまりと彩雲〜

闇雲にでも信じたよ きちんと前に進んでいるって よく晴れた朝には時々 一人ぼっちにされちゃうから ヤジロベエみたいな正しさだ 今この景色の全てが 笑ってくれるわけじゃないけど それでもいいこれは僕の旅 昨夜の雨の事なんか 映して キラキラ キラキラ …

「おかえりモネ」第23週感想〜逆さに見てた地図〜

止まった手のひら ふるえてるの 躊躇して この空の青の青さに心細くなる 信じるものすべて ポケットにつめこんでから 夏草揺れる線路を 遠くまで歩いた 心に 心に傷みがあるの 遠くで蜃気楼 揺れて あなたは雲の影に 明日の夢を追いかけてた 私はうわの空で…

「おかえりモネ」第22週感想〜及川亮の場合〜

君と架けようRainbow You are my hero 空にRainbow I'll be there for you I know you are 誰よりもずっと Doing your best どんな時もずっと 明日が見えない そんな日々も 優しい光 照らしてくれた 自分のことなんて後回しにして思いやる心 辛い今日だって …

「おかえりモネ」第20週感想〜永浦百音の場合〜

もうきっと多分大丈夫 どこが痛いか分かったからね自分で涙拾えたら いつか魔法に変えられる ほんの少し忘れていたね とても長かった ほんの少しお日様がない時は クレヨンで世界に創り出したでしょう 正義の味方には見つけて貰えなかった類探しに行かなくち…

「おかえりモネ」第19週感想〜菅波光太郎の場合〜

君とのラブストーリーそれは予想通りいざ始まればひとり芝居だずっとそばにいたって結局ただの観客だ 感情のないアイムソーリーそれはいつも通り慣れてしまえば悪くはないけど君とのロマンスは人生柄続きはしないことを知った もっと違う設定で もっと違う関…