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ぼくはまた君に恋するんだろう

「おかえりモネ」第1週、第2週感想~第1回めんどくさい男ランキング~

 

 

綺麗な海と山と空。

この美しいを見るだけで朝から癒される。

 

いわゆる朝ドラヒロインらしくないモネ。元気いっぱいで勝ち気で男勝りでは無いし、意地悪されたりもしない。ヒロインだからという理由で必要以上に持ち上げられたりもしない。

ナレーションも最小限だし、登場人物の行動と表情とで色々読み取っていかなければならないドラマ。最近の分かりやすくする風潮とは真逆で、それだけでも挑戦的な朝ドラだなと思う。

その分、画面作りも脚本も丁寧で練りに練られたものだと分かる。

毎回見入ってしまう、大好きなドラマ。

 

「おかえりモネ」第1週「天気予報って未来がわかる?」

「おかえりモネ」第2週「いのちを守る仕事です」

前置きはさておき、イケメンだらけの「おかえりモネ」。めんどくさい人が多い気がする。言い換えれば、それだけキャラクター設定に手が込んでいるということなんだけど。

 

という訳で、唐突だけど、勝手におかえりモネイケメン面倒な人ランキング。

 

 

第3位 朝岡覚(西島秀俊)

・10分後の未来が分かる魔法使いみたいな人。気象予報士って凄いのね。

・「彩雲」を「良いことが起こると思うのは迷信」としながらも「空を見て雲が綺麗だと思えた時点でその人は前向きになれていると僕は思います」この言葉、凄く良かった。

 ・生放送が終わった直後に一般人の電話に出てくれるの良い人すぎる。

・指示が的確。「永浦さんならできる」と励ましながら、一度に言わずにひとつひとつ指示を出してくれるの凄い。森林ツアーに行ってたのが効いてるね。モネの耳の良いことも知ってるのも。

・予報が外れたことを次に生かそうとモネに電話かけるのも良いね。モネを心配してくれているのも分かるし。「(予想が)外れたら怖くないですか?」って問いに「楽しいですよ」って仕事の楽しさを教えてくれるのも。

・上司になったら厳しくなるのかな。

・唯一の面倒な点はフットワークが軽すぎることかな。展覧会を見に行ってコスプレするの、西島さんじゃなかったら結構引いてるかも。

・余談だけど、石ノ森章太郎さんの原作漫画の「仮面ライダー」も「サイボーグ009」も哲学的というか、単なる勧善懲悪の物語ではなくて、主人公たちが悩む物語。特撮シリーズも子供というより大人へのメッセージ性があるものも多いよ。

 

 

第2位 及川亮(永瀬廉)

・とにかくモテる漁師を実写化したら、りょーちんになったというより他ない登場シーン。

・船からあっさりと飛び降りる姿で運動神経の良さを、車から未知を守るのと船上の先輩に聞こえないように耳元で本音(?)を囁くのも、周りが見えてことを表しているようで。

・「ホントはね、今行きだぐねえ。やっぱ漁師キッツイわ~って思ってたんだよね」これって本音?謙遜?

・その言葉の後すぐに「でも、みーちゃんのおかげでちょっと元気出た。ありがと」って。そりゃみーちゃん、ガッツポーズも出るわ。

・それなのに、なんとか話を繋げたくてお姉ちゃんの話したら「あー、モネな。そういうところあるよな」って。無自覚魔性すぎる。

・この「アイツのことは昔から見てきたから何でも知ってる」感、どこかで既視感………と思ってたら、あれだ、紫耀くんに対する廉くんの態度だ。

・この二人が付き合うことになっても、お姉ちゃんの影をどこかに感じてしまいそう。

・大袈裟だけど、未知も亮くんに命を救ってもらったんだよね。百音も生まれる時に及川父に命を助けてもらってるし。

・ヒバの樹を切ることとか、おばあちゃんが牡蠣に生まれ変わることとか、繰り返し「生」と「死」と「再生」がテーマとして描かれるドラマなので、この先が心配。食事シーンが多いのも「命」をいただくことだからかな。漁師さんが命がけで捕ってくれたお魚、美味しくいただきたい。

・モネやみーちゃんやお父さんに助けてもらえる展開だと良いな。

・魚に転生して、りょーちんの前に行って「釣って」ウチワを持ちたい。今、有観客ライブが無いのが残念すぎる。

・面倒ポイントは、無自覚系純粋魔性男子なので、あちこちの港に勘違い女を作ってそうなところ。そういう系統の船乗りでは無いだろうけど。

 

 

第1位 菅波光太郎(坂口健太郎)

・「どうしてお医者さんになろうと思ったのですか?」素朴で純粋なモネの質問に面倒そうに、だけど誠実に答える菅波先生。「人の命を救いたいと思ったからです」「普通すぎて面白くない」。一言多いキャラ?「大豆田とわ子と三人の元夫」の「それっていります?」中村慎森に会わせてみたい。

・モネの生還に「おかげで助かりました、という言葉は麻薬です」「あなたは何もしていない」と正論をぶつける菅波先生の過去には何があったんだろう。脚本の安達先生は「透明なゆりかご」「コードブルー3rd」で綺麗事だけじゃない医療ドラマを書いておられるので、そこも期待したい。

・主人公をやたらあげないのはドラマとして好感持てる。森林組合の人たちにとっては、モネはサヤカさんの大事な預り者で何も言えないだろうし。

・最初はお互い印象良くないのが恋に発展するのは良くあるパターンだけど、どうなるんだろうね。

 

番外 永浦耕治(内野聖陽)

・朝ドラの主人公父はクズ親、ダメ親がデフォルトなので、普通に子煩悩な父親でほっとする。モネの楽器を売り飛ばしてないだけで誉められるレベル。

・銀行ってとにかく異動が多いイメージだけど、島から通勤できる勤務地で良かったね。

 

次回は、もっとちゃんと感想を書きたいです🙇

 

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