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ぼくはまた君に恋するんだろう

「俺のスカート、どこ行った?」第9話感想~どんなときでも君の味方なんだよ~


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「止めねえよ

   やりたいことあるのなら

   やればいいじゃん」

 

クールな言葉とはうらはらに、潤んだ瞳で原田先生に言える明智くんは、本当に賢くて優しい子だなあ。

寂しくて悲しいのに、原田先生の気持ちを汲んで、決意を後押ししてくれる明智くんに、原田先生も救われただろうね。

 

先週も、病気のことをすぐに理解して、原田先生に何をしてあげれるかを考えて実行に移せる明智くんは凄いなと思ったけど、今週もやっぱり凄かった。

テレビの前で過去に向き合い、喋りたくないだろうことも堂々と喋った姿は頼もしいし、表情も落ち着いていて、誠実さが感じられたよ。

(余談だけど、未成年なんだから、ワイドショーも普通はモザイクかけない?顔面国宝だから?明日から学校に出待ち殺到するわ)

 

「大人って何もできないのに偉そうなこと言いますよね」って言ってた明智くんが「大人ばっかりで考えんなよ」「未成年頼っても良いんじゃない」って。

クラスのみんなも明智くんを頼りにしてるって何も言わなくても伝わってくるし。

 

20才の永瀬廉くんが高校生役に起用された意味が分かるような気がした。

 

それにしても、表情も口調も柔らかくなったね。こんな素敵な役に出合わせてもらえて幸せだよ。

 

 

ゆっくり時間をかけて伝えたい

どんなときでも君の味方なんだよ

ちゃんと目を見て伝えたい

ありがとう

King & Princeのファーストアルバム「King & Prince」に収録されている一曲。岸優太×永瀬廉×神宮寺勇太の三人でファンに向けて歌っている曲。

 

【メーカー特典あり】 King & Prince(通常盤)(CD)【特典:クリアポスター(A3サイズ)付】

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こうやって人に寄り添ってくれる永瀬廉くんも、烏丸花穎くんも、明智秀一くんも大好きだよ。

 

(追記)

「切りやすい悪を正義で切りまくるのが世間は好きなのよ」

「正義は剣じゃありません。盾です!」

「正義というものは振りかざして相手を傷つけるためにあるのではないと思います」

 

長井先生の言葉が心に響く。真面目を絵に描いたような長井先生だからこそ、言える言葉なんだろう。

 

SNSで誰でも発信できる世の中だからこそ、誰もが加害者にも被害者にもなり得るんじゃないかって思う。

このお話ではさらりと流してたけど、フェイク動画が拡散されて、ニュースにまでなったからこそ、記者会見まで行って責任者が辞任する流れになった訳だし。

原田先生が女装してなかったら、あそこまで拡散されることもなかったんだろうなあと思うと、昔も今も変わらないのかもね。面白半分で拡散する人もいっぱいいたんだろうなあ。

 

実際、誰かが推測で言い出したことが「匂わせ」とかSNSで大騒ぎになって、ネットニュースになり、雑誌やテレビに出ちゃう時代だもんね。

 

今回は明智くんが記者会見を開いて真実を述べることが出来たけど、毎回そんなことができる訳ないし。

 

矢野先生は弱い人だけど、誰にでもそういう部分はあるんだよね。やったことは許されることではないけど。

 

原田先生の言葉が生徒たちにも、見ている若い子たちにも届くと良いな。