beautiful world

ぼくはまた君に恋するんだろう

「おかえりモネ」第5週感想~抱えた荷物~

 

Baby Baby! Let's do it!
Baby Baby! Just do it!
Baby Baby! Are you ready?
Baby, we can make it Happy!

「Are you feeling OK?」 

日常の何気ないやり取り
溢れてる優しさに 晴れ晴れなEmotion
Wanna know Wanna know 

君のため何ができるの?
素敵すぎるその笑顔を 守り続けたい

抱えた荷物は 

何でも気にせず預けてほしいよ さぁ
ここから何度でも歩き出そう

今すぐにほら Baby Baby Baby! 

想いを伝えるよMy Love!
一緒にSmile! 一緒にJoy! 

もっと感じるHappiness
今すぐにほら Baby Baby Baby! 

あれこれ考えずにCatch Love!
いつでも見ていたい Make you smile! 未来は輝く

Baby look at me! I'm so Happy!
その笑顔が素敵すぎるから
もし元気がないなら飛んでいく
何でも話して Forever with you Yeah!

不安を抱えて 

戸惑い勇気が湧かない時には Ah...
その手を握りしめ連れ出すよ

君が笑えば Baby Baby Baby! 

それだけで世界がBig Love!
一緒にSmile! 一緒にJoy! 

もっと広がるHappiness
君が笑えば Baby Baby Baby! 

あれこれ考えずにCatch Love!
いつでも近くで Make you smile! 

未来が煌めく

雨の日は やる気起きずにDown Down Down...
余裕なくて Not good 苛立ってしまう Oh, no
みんな同じ気持ちだからそう 

信じ合えば

君に出会えて Baby Baby Baby! 

何よりも大事な&LOVE
一緒にStep! 一緒にDream! 

もっと溢れるHappiness
今すぐにほら Baby Baby Baby! 

あれこれ考えずにFeel Love!
想いが繋ぐよ Make it smile! 

未来は変わるよ

Baby Baby! Let's do it!
Baby Baby! Just do it!
一緒にSmile! 一緒にJoy! 

もっと感じるHappiness
今すぐにほら Baby Baby Baby! 

あれこれ考えずにCatch Love!
いつでも見ていたい 

Make you smile! 

未来は輝く

 

「&LOVE」

歌:King & Prince

作詞:坂室賢一

作曲:坂室賢一・Louise Frick Sveen  

 

2020年King & Princeの2枚目のアルバム「L&」のリード曲「&LOVE」。りょーちんこと永瀬廉くんのパートは「抱えた荷物は何でも気にせず預けてほしいよ」。このフレーズを初めて耳にした時に、廉くんらしいパートだなあとしみじみと感じた覚えがある。

 

「おかえりモネ」第5週「勉強はじめました」

今週は参考書を読んだだけでは分かりにくいことを身を持って体験したり図解することで理解し、知識を応用していく物語。NHKらしさもあって良い。

 

月曜日、酒屋で「親父に酒を売らないように」と頼むりょーちんに出くわすモネ。たぶん、カキの箱で顔を隠していたときから、りょーちんは気づいていたんだろうなあ。盆船法要の前々日に、モネの父親に新次と一緒にいるところを見られたりょーちん。モネにどう伝わっているのかも分からない状態で、対応に迷っていたのかな。話し掛けられずに後をついてくるモネに気を遣って、わざとおどけるのも優しさだね。

 

さりげなく荷物を持ってくれるりょーちん。素直に渡すモネ。小さい頃からの関係性が見えるような。同級生だけど、頼れるお兄ちゃん的存在だったんだろうなあ。(だから吹奏楽部も真っ先に声掛ける)

 

そんなお兄ちゃんりょーちんが箱を抱えて座るのを見たら、モネでなくても心配だよ。でも、そんなモネの様子まで気持ちを先取りして「ごめん、何か言ってもらうのを待ってたみたいだな」「悪い」と笑顔を見せるりょーちん。「なにか困ってるなら………何にもできないけど。電話とかメールとか」と背中に声を掛けてくれるモネに「………やめよ」「ごめん、やっぱ俺、そういうのいいわ」と、標準語アクセントで(←嘘付くときは標準語になるって地元の方のツイート見た)はっきりと拒絶するりょーちん。それぞれの父親の新次と耕治の関係性も頭にあるだろう。両手いっぱいにお土産抱えて新しい生活を頑張っているモネの負担になるだけかもしれない。モネに言って解決する問題でも無いし。こらえていた感情が決壊するのを恐れたのかもしれない。優しすぎて自分より周りのことを気遣ってしまうりょーちんの心の中の荷物は誰にも預けることができない。

 

バスの中から菅波先生がりょーちんをガン見してたのは面白かったけど、逆に言えば、りょーちんもバスに乗ったモネが先生を見つけてわざわざ後部座席に行ったのも見てたんだよね。りょーちん、どう思ったかな。「同僚だよ」とか言ってもらえるわけじゃないし。

 

「ひ弱そうだから」荷物を持ってもらわなかったって菅波先生をからかうモネ。モネは自分の荷物を持ってほしい女の子じゃないんだね。自分の荷物は自分で持って歩きたい人なんだね。

 

バスで端と端に座る菅波先生とモネが高校生のおかげ?で隣になったことで心の距離も縮まる演出、最終日に熱伝導で回収。

一方、三生のことやたわいもない冗談を言ってるときのりょーちんとモネは隣だけど、りょーちんが悩みを出してからは距離があるのも、お互いに笑顔で手を振ってもバスの中と外なのも、全然違う世界に行ったんだと思わされて切ない演出。

 

でも、「役に立たない」と、使ってなかったビニールハウスが思わぬところで役に立ったように、いつか菅波先生が亮と新次を救ってくれるかもしれない。

 

https://twitter.com/asadora_nhk/status/1406099416579194880?s=19

島にいるときとはキャラ変したかのモネだけど、やっぱり登米のほうが「素」だったのね。本当の意味では、まだモネは「おかえり」できてなかったんだね。

 

 

余談だけど、中の人、永瀬廉くんの話。

(岸→廉)「純粋すぎて、ドッキリにすぐ引っかかる」
(廉→岸)「真面目!話していると、一人で色々考え込んでいるなって感じる。だから、その荷物を、一緒に背負ってあげたいね」

(廉→岩橋)「自分オリジナルの世界を持っている。でも、そこに深い闇が広がっていることもあるのかな。僕らが照らしてあげたいです」

(『ViVi』2019.4月号より)

僕が元気ない時、 真っ先に気付いてくれるのが廉なの。 隠していても、 「お、どうした? 元気ないじゃん」 って気付いて声をかけてくれるよね。 いつもありがとう。救われてるよ。(『BARFOUT!』2020.11月号より)

KAITO TAKAHASHI

from REN NAGASE

 メンバーの中で一番、俺が自分のことを話すのは海人。 彼は悩んでいることが多いから、たまにふたりで集まって、俺も近況を報告する感じ。 集まる場所は決まっているから、近いうちに行きたいね。

REN NAGASE

from KAITO TAKAHASHI

廉はソウルメイト。 ほとんど同い年だから何でも話せるし、自分が弱っているときに連絡したくなるのは、やっぱり廉。 普段はツンデレ感がすごいけど、喜ぶときは意外 とデレる。 それは僕にだけかもしれないけど(笑)。 廉、み んなをまとめるのは大変だと思うけど、ひとりで頑張らず に、たまにはみんなに甘えていいんだよ!(『Steady』2021.6月号より)

ざっと上げただけで、これだけエピソードが出てくる廉くん。他にも同様のエピソードはいくつかある。廉くんの周りをよく見てて、人の荷物を持ってあげようとするところ、自ら荷物を渡そうとはしないところ、リアルりょーちんじゃない?オーディションだけど、来るべくして来た仕事だね。

 

https://youtu.be/1ItB71qNndo